航空自衛隊　第26回百里基地航空祭2009

航空自衛隊百里基地

	2009年度百里基地航空祭
F-2A（三沢）	F-2A/コックピット	F-2A（三沢）機体左側
F-2A（三沢）機体左側	F-2A（三沢）機体左側	Ｔ-4（百里）

26回目となる、2009年度百里基地航空祭が9月13日に開催された。
今年は基地内で茨城空港としての施設整備が行われている。従来の滑走路と平行してもう一本新滑走路が新設、そちらを使って離着陸が行われたため、航空機までの距離がこれまでより遠くなる。

朝6時30分には基地脇に用意された駐車場に到着。まだ開門までは一時間ほどある、車の中で休んでいると、隣にアルファードが止まった。
お爺さんに近付いたおじさんが降りてきたかと思ったら、立ちションを始めた。これは、こうした場所なので良くある風景なのだが、普通は物陰に隠れて放水するものだ。
だがこのおじさん体の向きが変、自分の車に放尿している。おいおい、自分の車にショーベンするかよ！　年齢と共に、どうでもよくなるのかなぁ？　朝から変な物を見てしまった。

日本航空の再建問題で、不採算路線からの撤退が話題になっているが、この茨城空港も同じ気がする。一日に数便しかない空港が成り立つ訳がない、そんな事が分からない？まぁ、ここは自衛隊が使うのだから無駄にはならないだろうけど。

それはさておき、天候が心配だ。予報より回復が遅れていて、夜中に大雨が降ったし、まだ空は雲に覆われたままだ。

RF-4E改（百里）	RＦ-4E改（百里）	RＦ-4E改（百里）
RＦ-4E改（百里）	F-15J（百里）左側面	F-15J　20mm機関砲
C-1（川崎重工）ドア付近	AH-1S	AH-1S/20mm機関砲
AH-1S/給油口	AH-1S/機首回転センサー	AH-1S/フロントウィンド
F-15J（百里）タキシング	F-15J（百里）タキシング	F-4EJ改（百里）タキシング
RF-4E（百里）タキシング	F-15J（百里）高機動飛行	UH-60J（百里）航空救難
F-4EJ/シミュレーション	F-15J/シミュレーション	F-15J/シミュレーション

7時30分の開門で基地内に入り、地上展示を見て回る。そうこうする内にRF-4が天候調査の為に離陸していった。

例年なら、まずRF-4Eファントムが航空写真を撮影するために離陸するのだが、イーグルも一緒に管制塔前をタキシングして行く。あれ？何か変だな？しばらくしても一向に離陸しない、風向きからしてランウェイ21だったのだが滑走路をタキシングして反対のランウェイエンドへ行ってしまった。
ランウェイチェンジか？しかし、遠くに見える吹流しの向きは変わっていない、イーグルはそのままハンガーへ戻ってきた。

ファントムは？と滑走路を見ると、アフターバーナーを数秒点火しカット、滑るようにランウェイエンドへ。
ファントムの戦術偵察も、イーグルの飛行展示も中止になったのだ。

時間と共に雲がはれて青空が広がってくる、イーグルの高機動飛行だけは実施されたが、それもあっと言う間に終了。5時間かけて往復したのに、これだけかよ！　さっさと11時には帰途に着いた。午後からはブルーインパルスが飛んだが、渋滞と引き換えに見るほどでもない。
せめてブルーがF2で飛ぶようになれば、もっと面白いのにと思う。
ファントムは老朽化し、世代交代を待っている。