AH-1S AH-1Sコブラの機首付近、機体番号からすると、夜間攻撃能力向上型(C-NITE)ではないらしい。機首に20mm機関砲と、スタブウィングにはTOWミサイルと、ロケット弾ポッド、上に載っている鰹節みたいな物は、後付されたレーダー妨害用のジャマーアンテナ。 スタブウィングの上にはエアインテークカバー、ロケット弾やTOWミサイル・機関砲を打つ時に出る燃焼ガスをエンジンが吸うと出力低下が起きるので、出来るだけ吸わないよう後方を向いている。 バックミラーのように突き出しているのは、エアデータ用センサー。後席の窓はこちら側に開きここから乗降する。前席は反対側に開く。 乗員は前後に2名で、後席が機体を操縦するパイロット、前席が機関砲・ミサイルなどを扱う射手(ガナー)が搭乗する。73469と書かれた場所は、通常20mm機関砲の弾装があるが、今回は搭乗員の小物入れになっていた。ビニール傘を入れた瞬間は、撮り損ねてしまったが、明け方まで雨が降っていたので建物までの移動に使ったのだろう。 |