-NATURE & EVENT-
自然や、地球環境・日々の出来事などを綴った更新不定期な日記帳。
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2001年夏/猛暑
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 君津自然休養村のひまわり |
| 今年は、例年なら「じめじめ、しとしと」雨が続くはずの梅雨がなかった。 梅雨の中休みかなと思っていたら梅雨明け宣言、そして35度以上の日が続いた。それまでは地球温暖化などと言われてもピンと来なかったが、異常に暑い日が続くと、「あれ？」と思う。 都市部に緑地が減って、コンクリートの建物が増えた事が主原因なのかもしれない。 木造の建物とは違って、コンクリートは熱を溜め込む性質があって、昼間温められたコンクリートは、夜になっても温度が下がらない。下がりきらないまま、翌日また太陽に温められる、この繰り返しで都市は「ヒートアイランド」化する。 そして気温が25度以下に下がらない熱帯夜が続いて寝苦しい夜を過ごす事になる。 都市に住むのに、クーラーは今や必需品になった。 窓を開けても密集した建物に遮られて風は入ってこないし、来たとしてもコンクリートの照り返しとで温まった空気と、クーラー室外機から出た熱風のミックスジュースだ。 ふと、未来の都市生活が浮かんできた。 クーラーは2台設置が義務付けられる、片方が故障した場合の予備である。地球温暖化とヒートアイランド化が加速し、日中の最高気温は45度以上になり、夜も30度以下に下がらなくなる。 クーラー無しでは体力の消耗が激しく、命にも関わってくる。 これまではそんな話を聞いても「そんなバカな！」なんて言ってたけどどうも様子が変わってきた、「そうなるかもね？」なんて思う自分に気が付くと、怖くなってくる。 あと100年先の地球はどうなっているのだろう （2001/07/29） |
