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普段の生活でも、暖かいアンダーウェアが色々なメーカーから発売されるようになったが、アウトドアスポーツ、特に冬山においては、生死を分けることもあるくらい重要だと言う事は多くの人が知るところ。 私も冬のキャンプでは、ジオラインの上下アンダーウェアのお陰で寒さに震えることなく、暖かく快適に過ごせた。 モンベルでは、ジオラインに続いて天然繊維・ウールを使ったスーパーメリノウールのアンダーウェアが発売されたが、当時はまったく買う気にはならなかった。 何故なら、昔からウールのチクチク感に悩まされ、ウールマークを見ただけで拒絶反応を起こしていたから。昔から、スキーのセーターや帽子で何度も懲りている。 運動量の少ない写真撮影時には最適なんだろうなぁ、と思いながらも「ウール」が引っ掛かる。価格が高い事もあり、買ってからやっぱり駄目というのも辛いので手が出せなかった。 そんな中、息子がこれを買ってきた。恐る恐る着てみると、これがまた暖かい。抜群な伸縮性で身体にフィットするので、フリースのセーターより保温性は上だ。その上、恐れていたチクチク感が全く無かった! 今まで、ウール=チクチクだったので、これはショックだった。暖かさでこれの右に出る物は無い。 しかし、取り扱いには少し注意が必要だ。保温性重視で作られているので、引っ掛けに弱いところがある。ささくれた指先や、割れかけた爪には注意しないと糸が引っ掛かり飛び出してくる。 最も危険なのは「ベルクロ」、バッグやウェアにも使われているので、収納の際には十分注意しよう。 万一引っ掛けて糸が出てしまったら、爪楊枝等で裏側に押し出しておこう。毛玉のように切ってはいけません、そこからホツれてきます。(爪楊枝も引っ掛かるので注意) |